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新着情報
2015/06/16
【交通事故】自転車運転に改正された道路交通法が適用されます。

 改正された道路交通法が、平成27年6月1日から施行されています。これは、自転車事故の増加や、自転車事故によって死亡事故など重大な結果が生じる傾向があることを踏まえて改正されたものです。
 この度の改正法によると、14歳以上の者で、次の14の危険行為を行い、3年以内に違反切符を2回以上交付された者について、都道府県公安委員会は、自転車運転者講習(3ヶ月以内の指定された期間に3時間の講習)の受講を命令することができます。受講命令に従わなかった場合、5万円以下の罰金に処せられることがあります。

 

[危険行為]

 ① 信号無視(法7条)
 ② 通行禁止違反(法8条1項)
 ③ 歩行者用道路での徐行義務違反(法9条)
 ④ 通行区分違反(法17条1項、4項、6項)
 ⑤ 路側帯での歩行者妨害(法17条の2第2項)
 ⑥ 遮断踏切立入り(法33条2項)
 ⑦ 交差点での優先車妨害(法36条)
 ⑧ 交差点での右折時における優先車妨害(法37条)
 ⑨ 環状交差点での安全進行義務違反(法37条の2)
 ⑩ 指定場所一次不停止(法43条)
 ⑪ 歩道通行での歩行者妨害(法63条の4第2項)
 ⑫ ブレーキのない自転車運転(法63条の9第1項)
 ⑬ 酒酔い運転(法65条1項、117条の2第1項)
 ⑭ 安全運転義務違反(法70条)

 以上の危険行為とされる行為は、今般の法改正より以前から禁止規定があるもので、また、全ての危険行為自体について、もともと罰則があります。このため、上記の法改正は、行為規制としては特に新しいものではありません。
 今回の法改正は、これまでの規制とは別に、自転車について、危険行為を繰り返す者に、自転車運転者講習の受講を義務づけ、これに違反した者には罰金を科することとして、自転車の運転による交通の危険を防止しようとするものです。
 以上のとおり、行為規制としては従来と変わりありませんが、この法改正を受けて、実際の取り締まりが強化されることがあり得ます。しばしば見かける光景としては、例えば、④通行区分違反について、自転車のいわゆる逆走、⑭安全運転義務違反について、携帯電話・スマートホンを操作しながらの運転、イヤホン・ヘッドホンを着用して音楽を聴きながらの運転、片手に傘をさしたままの運転などがこれにあたり得ます。
 本来はいずれも道路交通法違反に該当する行為なのですが、日常生活の中では特に意識せずにやってしまう行為である場合も含まれますので、注意が必要です。

[参考]
道路交通法108条の2第1項

公安委員会は、内閣府令で定めるところにより、次に掲げる講習を行うものとする。
14 自転車の運転による交通の危険を防止するための講習

道路交通法108条の3の4

公安委員会は、自転車の運転に関しこの法律若しくはこの法律に基づく命令の規定又はこの法律に基づく処分に違反する行為であって道路における交通の危険を生じさせるおそれのあるものとして政令で定めるもの(次条において「危険行為」という。)を反復してした者が、更に自転車を運転することが道路における交通の危険を生じさせるおそれがあると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、その者に対し、三月を越えない範囲内で期間を定めて、当該機関内に行われる第108条の2第1項第14号に掲げる講習(次条において「自転車運転者講習」という。)を受けるべき旨を命ずることができる。

道路交通法施行令41条の3第1項

法108条の3の4の政令で定める行為は、自転車の運転に関し行われた次に掲げる行為とする。
1 法第7条(信号機の信号等に従う義務)の規定に違反する行為
2 法第8条(通行の禁止等)第1項の規定に違反する行為
3 法第9条(歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反する行為
4 法第17条(通行区分)第1項、第4項又は第6項の規定に違反する行為
5 法第17条の2(軽車両の路側帯通行)第2項の規定に違反する行為
6 法第33条(踏切の通過)第2項の規定に違反する行為
7 法第36条(交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為
8 法第37条(交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為
9 法第37条の2(環状交差点における他の車両等との関係等)の規定に違反する行為
10 法第43条(指定場所における一時停止)の規定に違反する行為
11 法第63条の4(普通自転車の歩道通行)第2項の規定に違反する行為
12 法第63条の9(自転車の制動装置等)第1項の規定に違反する行為
13 法第65条(酒気帯び運転等の禁止)第1項の規定に違反する行為(法第117条の2第1号に規定する酒に酔った状態でするものに限る。)
14 法第70条(安全運転の義務)の規定に違反する行為

道路交通法第120条第1項

次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の罰金に処する。
17 第108条の3の4(自転車運転者講習の受講命令)の規定による公安委員会の命令に従わなかった者

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